木を訪ねるVol.135 ~長岡の木たち~

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北魚沼市佐梨 圓福寺の上杉謙信お手植えの杉

北魚沼市佐梨 圓福寺の上杉謙信お手植えの杉1

 

 旧小出町の圓福寺は創建が八世紀中頃、奈良時代の聖武天皇治世の時で、この地方最古の由緒を持つ寺院です。
 国重要指定文化財の仏像や17世紀建立の金堂、境内の池を中心にした有名な苔庭など、お寺好きな人なら一見したいと思われる見どころ満載な名刹ですが、残念ながら現在は拝観はできないようですね。(左の写真に、素晴らしい杉とともに見苦しい者が写っていますが、案内して下さった方のご厚意によるものなので、お許しを願います)
 「上杉謙信お手植えの杉」は山門に向かって右側、境内に入らなくても、山門の外からでも見られますが、境内の大木の杉群の中で姿良くひときわ高く聳えています。

北魚沼市佐梨 圓福寺の上杉謙信お手植えの杉2

 目通り幹廻り5m、高さは15m以上はありそうです。
 樹齢800年の説がある一方、謙信のお手植えならば樹齢500年に満たないわけで、お寺の方のお話しによれば、『まあ、そういうことになっているから』とのことで、圓福寺が当時の領主上杉家の尊崇と庇護を受け、ゆかりが深かったことの伝説かもしれません。
 樹齢800年とすると、謙信の1574年の参詣時、この杉を見た可能性がありますが、お手植えの松の方がロマンがあるでしょうか。

北魚沼市佐梨 圓福寺の上杉謙信お手植えの杉3

 御住職は長岡市出身の詩人、堀口大學の一族に繋がる方で、ご子息はインド・チベット密教研究の高名な大学教授とのことです。
 大學の写真と、風貌が似ておられました。

この記事は当社瓦版 ほっとぽっと2018年1月号No.135 に収録した内容です。

o-goshi

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