明日・明後日と、施主様施工の漆喰塗りがあるので、現場に
行ってきました。
大工さんの他に、内装やさんもパテぬりの為の作業が始まり
いよいよ終盤戦ですね。
そこで、今回は、現場で施工している大工さんの一押しを聞きました。
でも、これって一番苦労したところということですね。
ハイ、まず斉藤さん、ど~ぞ。
判りづらいでしょうが、床の間の底板下の引き出しです。
引き出しと判らないように取っ手を付けることは、できないので一工夫。
手でちょっと押してあげると、引き出しが出てくるのです。
プッシュオープンというそうです。ビックリ・ビックリです!!
ここは、お母様のたっての希望ということで、掛け軸等を入れるとのこと。
いいなあ~。我が家もリフォームをすると時に作ってもらえばよかったな~。
次、樋山さん、ど~ぞ。
トイレの手洗いカウンターです。
手を洗う時に、どうしても水が撥ねてしまいますよね、それで
簡単な方法は、キッチンパネルのようなものを、貼っておしまいなのですが、
それでは、木の家に相応しくありません。
でもって、ボードを切り込んで厚さ20mmの杉集成材をはめ込んだのです。
壁面に出ている厚さは、5mm程度、つまり15mm分」は、壁の内部に
入っているのです。板が動かないように、下地の裏からビスで引っ張って。
う~ん、よくわかりません。でも素敵!!
この後、ウレタン塗装で仕上げます。
大工さんのひと手間・ふた手間が、生きるんですね。
手仕事のすばらしさですね。手をかけたものは、その思いまでも
お客様に届き、きっと愛着を持ってもらえると信じています。
この後、現場は、日々表情を変えていきます。
まるで、白黒からカラーになるような変化です。
O様も楽しみでしょうが、スタッフもワクワクしているのです。