伸びやかに暮らせる家―長岡の新築施工事例―

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将来のライフスタイルの変化に対応できる それは将来を見据えた『伸びやかに暮らせる家』

心地よく、安心して、快適に住み続けられるようにと考えた「伸びやかに暮らせる家」。
そのための工夫を紹介します!

しっかりとした基本性能で、少ない冷暖房費で快適な室温と地震にも強く

暑い夏も寒い冬も冷暖房費を抑えて家じゅう快適温度で暮らしたい
 →UA値=0.41(W/㎡K)
  C値=0.2(㎠/㎡)(施工中に測定)

地震に対しても安心して暮らしたい
 →耐震等級3(積雪200cm)(許容応力度計算にて確認)

これらは建てた後に、変更するのは難しい部分です。だから最初からしっかりと計画しました。

長期優良住宅の認定も取得しています。

ずっと住む家だから、この先の生活をイメージしてプランニング

 『介護が必要になった時にも住める家を』というご要望はプランニング当初からいただいていました。
 手すりを後々取り付けるためには?
 車イスで移動するには?
 トイレの位置は?
 1階部分だけで生活できるようにするには?

 などなど、プランニングの段階から色々と検討をしました。

住まいに愛着が沸く工夫

 室内壁の漆喰塗りはDIYで。
 今回も施主様によるDIYを行いました。施工は延べ2日間。居室と廊下のほとんどの壁はDIYで仕上げました!

ちょっとでも家づくりに関わると、住まいへの愛着が増します。

永く快適に住まい続けるために

 外装は、耐久性があるものやメンテナンスが容易な材料を使用。
 内装には、時間が経過しても古びない無垢材、後から塗替えができる漆喰壁と塗装壁紙を使用。廃棄物が出る撤去作業不要で、内装のリニューアルが可能です。

 内部の間仕切り壁には、一部を除いて柱や耐力壁が入っていません。なので、家族の成長に合わせて間取りの変更が可能です。
 例えば、2階に個室が3部屋あるけど壁を全部無くしてワンルームにして開放的に使うなど、自由に間取りを変えられます!

 外装は、ガルバリウム鋼板を基本に、玄関周りはアクセントに白く塗装した杉板を張りました。
 玄関戸は使い勝手を優先して、片引戸を採用しました。
 玄関側は北側になります。冬期の暖房した熱が逃げないように、できる限り開口部を減らしています。

 キッチンで家事をしていても、リビングダイニングにいる子どもたちの様子を見渡すことができる対面式キッチン。
 キッチンはLDKという1つの空間の中にありますが、階段を利用して少し独立したスペースにしています。

 建物全体の断熱性能を上げているので、冬場の玄関からの冷気を遮るための建具は付けませんでした。
 ただ、体感温度は人それぞれなので、後々建具を付ける事ができるように準備はしています。

 何かと物が増えるリビングダイニングには、大容量のオープン収納を設けました。
 可動棚にしてさまざまな大きさの物が収納できるようにしています。
 ロールスクリーンを付けて、来客時にはサッと収納を隠す計画です。

 リビングダイニングは南側に面しているので、冬場の日射を取り入れるために大きな窓を設けています。
 夏場の日差しを遮るために、シェードも設置しています。
 正面の壁はイベントに合わせてディスプレイできるように余白を設けています。

 2階への階段はリビング階段にして、冷気・暖気が家全体に廻りやすい間取りにしました。

 キッチンはLDから少し手元が隠れるくらいの腰壁の高さにしました。
 床材がクッションフロアだと冬場の無垢杉フローリングとの温度差が大きくてヒヤッとするので、床材はコルクタイルにしています。

 キッチン収納は、必要な収納量を考えた結果、シンプルに下台のみにしました。
 通常よりも少し高めの天板にして、ごみ箱置き場の高さの確保や引出しの数を多めにすることができました。天板に家電品を置いても窓にかからないジャストな高さを目指しました。

 正面の壁はアクセントクロス。その裏側は階段ですが、階段下もパントリーとして、無駄なく空間を利用しています。

 パントリー部分は階段下なので、居室ほどの高さはとれませんが、収納として利用するには十分な高さがとれています。

 今回のシステムキッチンはトクラスさんを採用しました。
 人造大理石と言えばトクラス。トクラスと言えば人大。

 廊下部分は極力減らし、また建物内の空気が廻るように開放的でシンプルな間取りとしています。

 玄関にも大容量の収納を設けました。
 こちらもロールクリーンを付けて必要に応じて隠します。

 玄関戸はYKKAPさんの片引戸を採用しました。
 将来の車いす使用を想定して、開口幅がとれて使い勝手のよい片引戸にしました。
 気密性や断熱性能を考えると木製ドアが良いのですが、高性能を追い求めるだけが正解ではないと思います。家族の優先したい事に合わせて選択していけるのが注文住宅の良いところですね~。

 手前は洗面化粧台。左手にスペースがあったので、ここにも収納用の可動棚を付けました。
 奥は脱衣室です。今回のプランでは洗面化粧台は脱衣室の外に設置しています。

 その洗面化粧台のすぐ隣にはトイレがあります。
 トイレから出てすぐ手が洗えるようにと、お風呂を使っている時も洗面台が使えるようにという事でこの配置になりました。

 1階トイレの広さは1.5帖。将来、介助をする場合を考えて広めの計画です。

 脱衣室の壁と天井は水に強い桧の板張り。床はコルクタイルです。
 タオルなどを収納できる造作の棚も天井まで使えるので収納量十分。
 洗濯物を干せるように物干しも設置しました。

 トクラスさんのユニットバス。
 掃除の手間を減らすために、カウンターや収納棚が無い、できるだけシンプルな仕様になっています。
 今回も掃除と暖かさを優先して窓は設けませんでした。

 各居室にも広めの収納を設けていますが、収納内に湿気が溜まってしまうことが無いように、基本建具無しとしています。

 居室も南側の窓は大きくとってシェードを付けて、その他の方角は通風用に小さめの窓としています。

 この部屋の壁も漆喰塗りのDIYです!
 漆喰は基本白色ですが、顔料を入れる事で色を付ける事もできます。

 白色の漆喰もいいけど、濃い色の漆喰と無垢の杉板の色合いはとても合います。

 今回も子ども室は2部屋に仕切れる準備だけしておいて、ワンルームとしてあります。

 この写真を撮ったのは9月の午後。
 外付けのシェードのお陰で、建物に入ってくる日射熱がかなり軽減されています。

 当社の設計は基本、引戸としていますが、使い勝手や間取りによってはもちろん開き戸も採用します。
 種類は違っても材質やデザインを合わせる事で統一感がでます。

 無垢材と漆喰とこだわりの照明の組合せで、伸びやかに暮らせる家はシンプルで落ち着いた住まいとなりました!

 オーゴシ建設は、お客様に寄り添いながら、使いやすさ・価格・性能のバランスのとれた、長岡の風土に適した住まいを提案します。

o-goshi

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