今回で3回目のユニットバスシリーズ。
嬉しい事に『ブログ見たよ!』と言っていただいています。
ありがとうございます。励みになります。
次を書こう書こうと思っていたのですが、なかなか踏み出せずにいたのです・・・。
なぜか?
次書くのはタカラスタンダードさんだと決めていました。
でもね、去年の12月で当社担当営業の池田さんが転勤になってしまったんですよ。
新しい担当の横田さんは、別の営業所から入れ替わりで入ってきた方なので、まあ正直まだ話慣れていんですな。
まだよく知らない人にアレコレ不躾な質問するもの気が引けるなーと思い、しばらく放置していました。
そのままにしていたら、先日、横田さんから電話がありまして。
タカラさんのシステムキッチンがモデルチェンジすると。それについて説明したいと連絡があったじゃないですか!
これはチャンス!こりゃきっとブログを書けってことだなと自分に言い聞かせ、ショールームに行ってついでにユニットバスの話を聞いてきました!
それでは、行ってみましょう♪
前回のTOTOさん、前々回のハウステックさん同様、各メーカーさんの特徴を伝えるべくノリと勢いを重視して書いています。
何なら今回は商品名すら出てきませんし、主観的な話もあるので誤っている部分もあるかもしれません。
どんなシリーズがあって~とか価格帯がこれくらいで~など正確な情報は、とても見やすいタカラスタンダードさんのホームページをご覧くださいませ。
何年か前にショールームを増床し、さらに駐車場も広くなりました。
それまでは正面の駐車場しかなく、入りやすいけど出づらいという、私のように運転が下手なものには別の意味でハードルの高いショールームでしたが、今はもう大丈夫。なんの心配もいりません!
じゃあまず写真撮るんでそこに立ってください。
えっ写真撮るんですか!?じゃあマスク外します!
まだこのショールームでの説明慣れてないんだけど・・・。
ショールームのアドバイザーじゃ無くて僕でいいのかな。
じゃあ早速ユニットバスの説明をお願い・・・。
ユニットバスじゃ無いんです。
えっ!?いやユニットバスの話をですね・・・。
ユニットバスじゃ無いんです。
タカラスタンダードのお風呂はシステムバスなんです!
どっちも同じ意味で使われていると思っていましたが、タカラスタンダードさんのお風呂は『システムバス』です。
人生で初めてユニットバスとシステムバスの使い分けを聞きました。
ユニットバスはホテルニューオータニ建設の工期を短縮するために考案されたのが日本初です。
東京オリンピックの開催に間に合わせるためですよね。
TOTOさんが開発したんですよね!
そうそう。これはホテルやマンションみたいに大きな建物向けの話ですね。
しかし、戸建て住宅向けに作ったのはタカラスタンダードが初めてなんです!
えー、そうなの!!
・・・でも、結局は同じユニットバスなんじゃ・・・。
特徴その1 戸建て住宅向けだったからこその基本性能の高さ
ホテルや集合住宅などは鉄筋コンクリート造のようなしっかりした箱の中に組むのに比べて、戸建て住宅の場合はですね、特に少し前の住宅は床下が土だったり断熱材がしっかり入っていないような部分にシステムバスを組むようになります。そういう整っているとは言い難い場所に施工する事もあり、必然的に製品自体にしっかりとした性能を持たせる必要があったんです。
戸建て住宅特有の環境に適するため、浴室を支える架台はしっかりとしたフレーム構造のもの、暖かさを保つために浴室をグルっと包む断熱材を当初から採用しています。
当初から?
当初から。
成り立ちが違うのです。
特徴その2 キレイが長くつづく キープクリーンフロア
タカラのシステムバスの床は、タイルを採用しています。
タイルは頑丈で傷が付きにくいので、デッキブラシでガシガシ掃除しても大丈夫なんです!
あれ・・・デッキブラシ置いてないなあ。どこかな?
このショールームにはデッキブラシを置いていません!
えーっ、ラックさんで実演した時は好評だったのに。
これじゃ伝わらないんだよな・・・。
しゃがまずに立ったまま、しかもゴシゴシと掃除ができる。タイルの床だからできる事ですね。
タイルなので、やはり最初はヒヤッと感じるのですが、お湯をかけていただいたりすることで一度暖まって暖まってしまえばポカポカしてきます。
特徴その3 ホーローパネルだからできること
オレのイチ押しはこれだYO!
このシャンプーフックのように重たいものでも、ホーローパネルだからマグネットでしっかりくっつきます。
しかも吸盤を併用しているので、ズリ落ちることもありません!
マグネット式のシャワーフックもあるので、例えば犬を飼われているお客様は、シャワーをこんなところに付けてシャワーを使えば・・・
犬を洗う時に両手が使えます!
しかも、床は磁器タイルなので犬の爪で引っ掻いても傷がつきづらい。
犬めっちゃ喜んどるな!
どこでもラックはこんなに種類がたくさんあります!
特徴その4 FRP素材の床も選べます
FRP素材の床に関しては、後発メーカーとしてのアドバンテージを存分に活かしまして。
あったかくて柔らかい床にはできなかったんですけども・・・。
床の滑りにくさは当社が一番です!
そしてこの床の溝。
溝の幅が0.5mm広いんです!
はい、皆さん話についてきてくださいね~笑。
たった0.5mmの違いですが、0.5mm広いことによって、スポンジで床を洗ったときに溝の底までスポンジが届くようになったんですよ。
さらに溝の間隔もよく見ると違っていて・・・
40mmと57mmの間隔になっています。
これは日本人が好む白銀比になっていて、東京スカイツリーにもこの比率が隠されています。
スカイツリーの合成写真は作りませんでしたー!
特徴その5 キングオブバス 鋳物ホーロー浴槽
『キングオブバス』はタカラさんが命名したものです。
私が考えたものではございません。
この浴槽は、鋳型から外した熱々の浴槽の形をした鋳鉄に、特別な資格を持った職人さんがひとつひとつ手作業で釉薬を表面に振りかけています。
振りかけては熱し、振りかけては熱しを繰り返して釉薬が均一になるように作り上げます。
手作りだからそれぞれ表情も違います!
ホントに手作業なのね。
そろそろまとめ
タカラさんを一言で表すと the 独自路線。各メーカーさんがお互いに研究しあうことでどんどん製品が良くなり、結果として仕様が似通っている現状で、タカラさんは自分たちが一番良いと考えるホーロー・タイルを追求していっている。
良いものを追求していった副産物として他社が追従できない、こんな風にぶら下がったり天井に乗っても大丈夫な仕様(イナバ物置さんを除いて)となっていったのではないでしょうか(それとも当初からかな)。
プレデンシア、レラージュ・・・と今さらラインナップの説明をする気力は残っていないのでしませんが。
長岡ショールームにはたくさん商品が展示されていますので、ぜひ実物を見てみてください。
ショールームはなんと、お盆・年末年始を除いて年中無休です!
ご意見、ご感想ありましたらお待ちしてます。