「無垢材は手入れが大変」は嘘?ズボラな子育てママこそ自然素材を選ぶべき3つの理由

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「いいなぁ、こんな無垢(むく)の床で暮らしてみたいなぁ」と憧れますよね。

 でも、同時にこんな不安が頭をよぎりませんか?

「子供がジュースをこぼしたらシミになりそう……」

「おもちゃを落として傷だらけになるんじゃない?」

「ワックスがけとか、面倒な手入れは自信がない(涙)」

 分かります。特にやんちゃ盛りの子どもがいるご家庭だと、床の汚れや傷は避けて通れません。だからといって、「子どもが大きくなるまでは、普通のフローリングで我慢しよう」と考えるのは、実はとってももったいない!

 むしろ、無垢材は小さいお子さんがいる家庭にこそオススメです。

 今回は、多くの人が誤解している「無垢材のホントのところ」を、3つの理由とともにお話しします。


理由1:傷がつかない床はない。でも「傷のつき方」が違う。

 まず大前提として、生活していれば床には絶対に傷がつきます。

 これは一般的なフローリング(合板)でも、無垢材でも同じです。

 重要なのは、「どの時点が一番きれいか」です。

合板フローリングは施工直後が一番きれい

 一般的なお家で使われる「合板(複合)フローリング」は、下地となる合板の表面に、木目を印刷したシートや薄い木を貼り付けたものです。

 表面が硬くて傷はつきにくいのですが、一度ガリッと深い傷がつくと、表面のシートや薄い木の下にある下地が見えてしまいます。

 表面の仕上げ材とは違う下地が出てしまった傷は目立ちますし、見るたびに「あ〜あ……」と少し悲しい気持ちになりますよね。

 つまり、傷が無い状態が一番きれい。

 ちなみに、床の傷はプロの補修屋さんに直してもらうと、ほとんど見分けがつかないくらいきれいに直してくれます。ただ、傷の部分は元々の材料とは違うものでの補修となり、何よりけっこうお金がかかります・・・。

無垢材は時が経つほどに味わい深く

 一方、無垢材は表面だけではなく、どこまで削っても本物の木です。

 おもちゃを落として凹んでも、下地が出てくることはありません。深めの傷でも木が凹むだけなので、他の素材が下から出てくる事はありません。

 表面も中も素材が同じなので、合板フローリングと比べて傷は目立ちにくいです。傷が付いたばかりの時は、周囲と色が違っていますが、時間が経つと日に焼けて色が同じになっていきます。

 お寺の床や、使い込まれたアンティーク家具を想像してみてください。たくさんの傷があっても気にならず、それがかえって「良い味」になっていますよね。

「傷ついちゃった!」と目くじらを立てるより、

「また思い出が増えたね」と笑って過ごせる。

 無垢材は、そんなおおらかな子育てにぴったりの素材なんです。

無垢フローリングについた小さな傷が経年変化で馴染んでいる様子
子供がつけた傷も、数ヶ月経てば色付いて馴染んでしまいます。これが「経年美化」です。

 ちなみに、無垢材の補修は目立たないようにする事はできますが、見分けがつかないような完璧な補修は補修屋さんでも難しいです。でも、表面の繊維が切れていない凹み傷は、家庭用のアイロンで誰でも簡単に元に戻せます!


理由2:毎日のお手入れはお掃除シートで拭けばOK!

 「無垢材=手入れが大変」というイメージの正体は、おそらく「頻繁なワックスがけ」や「水拭き厳禁」といった昔の常識かもしれません。

 でも、今の無垢材との付き合い方は、もっと気楽で大丈夫です。

基本は掃除機だけ。水拭きはしなくていい。

 普段のお掃除は、掃除機やフロアワイパー(ドライタイプ)でゴミを取るだけで十分です。

 むしろ、無垢材は静電気を帯びにくいので、合板フローリングのようにホコリが吸着することが少なく、サラッとしています。

「ジュースをこぼしちゃった!」

 そんな時も、すぐに乾いた雑巾か、固く絞った雑巾でサッと拭けば大丈夫。多少シミになっても、それもまた家族の歴史として馴染んでいきます。

年に一度のワックスがけは、楽しい家族イベントに。

 確かに、年に1回程度、無垢材用のワックスを塗ってあげると、木の表面を保護することでより美しく、汚れに強くなります。

「えー、やっぱり面倒くさい!」と思いましたか?

 でもこれ、やってみると意外と楽しいんです。

 年末の大掃除の時、パパと子供たちが競争しながら雑巾でワックスを塗り広げる。

 家中が木のいい香りに包まれて、床がしっとりと蘇る。

 そんな**「家を慈しむ時間」**は、子供たちにとっても「物を大切にする心」を育む素敵な思い出になります。

 当社が床材として標準で使っている杉材は、年に一度のワックスがけをしなくても気にしない方は大丈夫です。

 床のワックスがけって、床に置いてあるものを全部移動しなきゃいけないじゃないですか?ワックスがけよりも物の移動の方が億劫で・・・。

 現に、私の自宅はリフォームで杉の床材を張った時にワックスがけをしたきりです。確かにシミなどはつきますがあまり気にならないです。シミも含め段々と風合いも変化していくので、それを楽しんでいます。

 いざとなれば、全体的に表面を削る事で施工当初の状態に戻せます。

 どうしてもの時は、私たちオーゴシ建設がメンテナンスのお手伝いをしますので、安心してくださいね。

リビングの無垢フローリングに蜜蝋ワックスを塗っている様子
特別な道具はいりません。スポンジや雑巾でワックスを伸ばすだけなので、お子様でも簡単にお手伝いできます。

理由3:長岡の冬が変わる。「スリッパがいらない」暖かさ。

 長岡の冬、朝起きるとフローリングが氷のように冷たくて、慌ててスリッパを探す……。そんな経験はありませんか?

 実は、無垢材を選ぶ最大のメリットは、この**「肌触りの温かさ」**にあります。

なぜ木は温かいの?

 木(特に杉やパインなどの針葉樹)は、顕微鏡で見るとストローのような空洞がたくさんあり、そこに空気をたっぷり含んでいます。

 空気は熱を伝えにくい性質があるので、触れた瞬間に体温が奪われず、「ヒヤッ」としないのです。

 逆に、合板フローリングは表面の木の部分が薄かったり、そもそもシートだったりで空気が入る隙間がなく、冷たさがダイレクトに伝わってしまいます。

  • 合板の床: 冬は冷たくて梅雨時期はベタベタする → スリッパと靴下が必須
  • 無垢の床: 冬はほんのり温かく湿度が高くてもサラサラ → 真冬でも裸足でいたくなる!

 赤ちゃんが床でハイハイしたり、ゴロゴロお昼寝したり。

 そんな微笑ましい光景が見られるのも、無垢材の優しい温もりがあってこそです。


実は「コスパ」も最強? 30年スパンで考えるお金の話。

 最後に、ちょっと現実的なお金のお話を。

 「でも、無垢材って高いんでしょ?」

 確かに、最初の建築費(イニシャルコスト)で見ると、合板フローリングより少し高いかもしれません。

 でも、30年、40年という長い目(ランニングコスト)で見るとどうでしょうか。

  • 合板フローリング:
    15〜20年で表面が劣化してボロボロに。張り替える場合、家具を全部出して100万円単位のリフォーム費用がかかることも。
  • 無垢フローリング:
    30年経っても張り替え不要。表面が汚れたら、プロに頼んで表面を薄く削れば(サンディング)、新品同様に蘇ります。

 「最初に少しだけ投資して、一生モノの床を手に入れる」か、

 「最初は安く済ませて、将来リフォーム代を払う」か。

 そう考えると、メンテナンスしながら長く使える無垢材は、実はとってもコスパの良い選択だと言えるんです。


まとめ:モデルルームで「靴下」を脱いでみてください。

 「手入れが大変そう」と敬遠されがちな無垢材ですが、実は**「傷を気にせずおおらかに暮らせて、冬も暖かく、将来のお金も節約できる」**という、子育て世代にぴったりの素材だということが伝わりましたか?

 理屈をたくさん並べましたが、一番いいのは**「自分の足で確かめること」**です。

 私たちオーゴシ建設の見学会に来られたお客様は、みなさん玄関で靴を脱いだ瞬間、「あっ、なんか違う!」と驚かれます。

 そして、帰る頃には「この床、気持ちよくて帰りたくないね」と笑顔になります。

 百聞は一見に如かず。ぜひ一度、モデルルームで靴下を脱いで、無垢の床の心地よさを体感してみてください。

 きっと、あなたも無垢材のファンになるはずですよ。

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この記事を書いたのは...

阿部 憲介

オーゴシ建設代表の阿部です。 一級建築士、1級建築施工管理技士 新卒で入社したゼネコン時代には、住宅の基礎工事に不可欠な鉄筋コンクリート工事の知識を身につけました。 以降、工務店の代表として木造住宅を専門にに仕事をしています。

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