長岡で家族が笑顔で暮らすための「暖かさ」と「自然素材」の家づくりノート

家づくりのお役立ち情報

 今の住まいで過ごす冬。
 朝、お布団から出るのが億劫になるような寒さ。
 カーテンを開けると、窓ガラスはびっしりと結露……。

 「あぁ、また拭かなきゃ」とため息をついて一日が始まる。
 そんな経験はありませんか?

 もし今、長岡市でこの悩みを解決したいと思いながら日々過ごしていて、家づくりを考えているのならこのページの内容はあなたにぴったりです。

 新しいお家を考えるとき、可愛いキッチンや広々としたリビングを想像するとワクワクしますよね。
 でも、雪深くて湿気の多い長岡だからこそ、「見た目の可愛さ」と同じくらい、大切にしてほしいことがあるんです。

 それは、「家族を寒さから守る性能」「子供たちが触れても安心な素材」のこと。

 私たちオーゴシ建設は、長岡の厳しい気候の中で、たくさんのご家族の家づくりをお手伝いしてきました。
 この記事では、これからお家を建てるママやパパに知っておいてほしい、「後悔しない家づくりの大切なポイント」をお伝えしていきます。

 難しい専門用語はなるべく使いません。
 これからの暮らしをイメージしながら、読んでみてくださいね。


おしゃれなデザインの前に、「家族を守る性能」のお話を少し。

 住宅展示場に行くと、モデルハウスの素敵なインテリアに目が奪われますよね。「こんなお家に住みたい!」と夢が膨らむ瞬間です。

 でも、ちょっとだけ想像してみてください。
 どんなにおしゃれなリビングでも、足元がヒヤッと冷たかったり、お風呂上がりにブルブル震えてしまったりするお家だと、心からくつろぐのは難しいかもしれません。

 特に長岡の冬は厳しいです。
 お家の「基本性能」は、家族の健康を守るための「見えないバリア」のようなもの。建ててからでは変えられない部分だからこそ、最初にしっかりチェックしてみてください。

長岡の冬でもお家の中はポカポカ。性能を表す「UA値」と「C値」って?

 「UA値」は断熱性能、「C値」は気密性能の事です。
 どちらも数字が小さいほど性能が良い事を示します。
 「性能」と聞くと難しそうですが、洋服に例えると簡単です。

  • UA値(断熱性):「ダウンジャケットの厚み」のようなもの。
  • C値(気密性):「ファスナーがしっかり閉まっているか」どうか。

 どんなに分厚いダウン(断熱性が良い)を着ていても、ファスナーが開いていたら(気密性が悪い)隙間風が入ってきて寒いですよね。お家もまったく同じなんです。

 長岡で当社が実際に建てているお家で、足元までポカポカ快適に過ごすための「推奨ライン」はこれくらいです。

項目一般的なお家私たちがおすすめする「暖かさ」の基準
UA値(保温)0.87以下0.40くらい(北海道レベルの暖かさ!)
C値(隙間)基準なし0.3くらい(お家全体の隙間がハガキ半分以下)

 この数値なら、エアコン1台でもお家全体がふんわり暖かくなります。
 住宅会社さんとお話しするときに、「そちらのお家の暖かさの基準は、どれくらいですか?」と、そっと聞いてみてくださいね。

断熱材と気密シートの施工を丁寧に終えた写真
お家の中の熱を逃がさないための断熱材と気密シート

「自然素材」を選ぶことは、未来の家族へのプレゼント。

「無垢(むく)の床って憧れるけど、お手入れが大変そう……」
「子供がジュースをこぼしたらどうしよう?」

 そんな風に心配されるママも多いのですが、実は子育て世代にこそ、自然素材は最強の味方なんです。

30年後、もっと好きになる。合板と無垢材の違い

 一般的なフローリング(合板)は、最初はピカピカですが、時間が経つと表面が剥がれたり、傷が目立ったりしてしまいます。
 でも、本物の木(無垢材)は違います。

 子供たちがつけた傷も、家族の思い出として「味わい」に変わっていきます。
 色はだんだんと綺麗な飴色に変化して、30年経った頃には、新築の時よりもっと深みのある素敵な雰囲気になっているはず。

 「汚れる」のではなく「育つ」。
 そう考えると、毎日の傷さえも少し愛おしく思えてきませんか?

 お手入れも、普段は掃除機だけでOK。もし傷ができても、表面を少し削ってオイルを塗れば目立たなくなります。
 あまりにも深い傷はどうやっても直せないので諦めましょう(笑)。使用上はまったく問題ありませんのでだんだん気にならなくなります。
 ふとした家族の会話の中で「そういえばあの傷は子どもたちが兄弟げんかをした時につけた傷だったね~」なんて思い出話になります。

 長い目で見れば、張り替えの必要がないので家計にも優しいんですよ。

合板フローリングと無垢フローリングの経年美化の比較写真

裸足で駆け回る子供たちへ。美味しい空気の贈り物

 長岡の冬は、どうしても窓を閉め切る時間が長くなります。
 だからこそ、お家の中の「空気」にはこだわりたいですよね。

 建材に使われる接着剤の匂いがするお部屋より、深呼吸したくなるような「木の香り」がするお部屋。
 無垢の床や漆喰(しっくい)の壁などの自然素材をできるだけ使う事で、化学物質減らすだけでなく、湿気を吸ったり吐いたりして、お部屋の空気を調整してくれます。

 赤ちゃんが床でハイハイしても、ゴロゴロお昼寝しても安心。
 見えない空気環境を整えることは、ママからお子様への、とっても素敵なプレゼントになります。


雪国だからこそ。「耐震等級3」+「構造計算」で安心を。

 長岡に住む私たちにとって、地震と雪は切っても切れない心配事です。
 「もし、屋根に雪がたくさん積もっている時に、大きな地震が来たら……?」

 そんな不安を抱えたまま暮らすのは辛いですよね。
 だから私たちは、すべてのお家で「耐震等級3(最高等級)」を標準にしています。

 さらに、「許容応力度計算」という詳細な計算もしっかり行っています。
「雪の重さ」もちゃんと計算に入れた上で、「この間取りで本当に耐震性能は大丈夫?」とプロの目で厳しくチェックします。

 おしゃれなデザインも大切ですが、何より大切なのは「家族の命を守ること」
 ここだけは、絶対に譲れない私たちのこだわりです。


「高気密高断熱」だと、家事がこんなにラクになる!

 性能が良いお家は、ただ暖かいだけじゃありません。
 ママの毎日の家事を、劇的にラクにしてくれるんです。

「廊下が寒い」がないから、お家じゅうが遊び場に。

 「ドアを開けっ放しにすると怒られる」なんて経験、ありませんか?
 性能の良いお家なら、家じゅうの温度差がほとんどないので、ドアを開けっ放しでも大丈夫。
 むしろドアを減らしてオープンな間取りにした方が家じゅうの温度差が小さくて快適です。
 収納もできるだけ仕切らない方がカビ対策にもなります。

 吹き抜けがあっても寒くないし、リビング階段を通るたびにヒヤッとすることもありません。
 1階のエアコンの暖気が、吹き抜けや階段を通って2階の子ども部屋までふんわり届く。
 どこにいても家族の気配を感じられる、そんな開放的な暮らしも叶います。

間仕切り壁の上部を開けて、エアコン1台で家中の温度差をなくす工夫
間仕切り壁の上部を開けて、エアコン1台で家中の温度差をなくす工夫

室内干しでもカラッと乾く!物干しスペースの魔法

 冬の間、お外に洗濯物が干せないのは長岡の悩みですよね。
 リビングに洗濯物がぶら下がっていると、なんだか気分も晴れません。

 新しいお家を建てる時には、物干しスペースを計画しませんか?
 脱衣所の隣に広めのランドリールームを作ってもいいし、家族しか行かない2階の廊下を少し広くして物干しスペースを兼ねてもいいと思います。
 調湿効果のある壁と、計画的な換気システムのおかげで、部屋干しでも驚くほどカラッと乾きます。生乾きの嫌なニオイともサヨナラです。

 ランドリールームに洗濯機を置いたり洗濯物を畳めるカウンターを付けて、ファミリークローゼットを隣りにすると「洗って、干して、畳んで、しまう」が数歩で終わる家事動線が完成。
 空いた時間で、ママがゆっくりとできる時間が生まれますように。


私たちが、長岡で「年間3棟」にこだわる理由

 最後に、少しだけ私たちオーゴシ建設のことをお話しさせてください。

 私たちは、大きくて有名なハウスメーカーではありません。
 一度にたくさんのお家を建てることはできません。

 なぜなら、一棟一棟、職人さんと力を合わせて手作業で丁寧に作り上げているからです。
 無垢の木は自然の中で育ったものなので、一本ずつクセが違います。そのクセを見極めて、丁寧に仕上げるには、どうしても時間がかかってしまうのです。

「たくさんは作れないけれど、その分、目の前のご家族のために全力を尽くしたい」

 そんな想いで、年間にお受けする棟数を制限させていただいています。
 建てて終わりではなく、雪かきで困った時や、何かあった時すぐに駆けつけられる「近所の頼れる工務店」であり続けたいと思っています。


まずは、モデルルームで「木の香り」を感じてみませんか?

 ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
 でも、文章だけでは伝えきれないことがあります。

  • 玄関に入った瞬間の、ほっとする暖かさ。
  • 素足で無垢の床を踏んだ時の、サラサラとした気持ちよさ。
  • 森の中にいるような、優しい木の香り。

 これらは、理屈ではなく「体感」してはじめて分かるものです。

 「まだ土地も決まっていないし……」という方も大丈夫。
 「ちょっと話を聞いてみたい」というだけでも大歓迎です。しつこい営業は一切しませんので、お散歩ついでに遊びに来てくださいね。

 今の住まいの寒さから解放された、笑顔あふれる暮らしの第一歩。
 私たちと一緒に考えてみませんか?

\お家からスマホで参加もOK/

この記事を書いたのは...

阿部 憲介

オーゴシ建設代表の阿部です。 一級建築士、1級建築施工管理技士 新卒で入社したゼネコン時代には、住宅の基礎工事に不可欠な鉄筋コンクリート工事の知識を身につけました。 以降、工務店の代表として木造住宅を専門にに仕事をしています。

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