子育てもしやすく暮らしやすい住まい
住まいを”建てる”のではなく”つくる”
そんな言葉がしっくりとくる住まいとなりました。
施主様のご要望に合わせてつくった収納のひとつひとつは、片づけるものや場所を吟味。
毎日のことだから、家事動線にもこだわりました。
そんな住まいは、子育てもしやすく暮らしやすい家。
ひとつひとつ、施主様のこだわりを形にした”てづくりの家”は、手をかけるほどに愛着が増し、時を経るごとに表情が豊かになります。
外壁色を基本として、木部と板金色を揃えてアクセント色にしました。
庭に面した南側には下屋根を付けて、建物の内側と外側をつなぐ空間を設けました。
玄関は広めにとり、家族用のシューズクロークの他に造作の玄関収納もあります。
シューズクロークには靴を収納できる棚板はもちろん、コートを掛けられるハンバーパイプもあります。
シューズクロークはパントリーとつながっているので、買ってきた食品は最短距離でパントリーに持っていく事ができます。
そして、パントリーはキッチンとつながっているので、玄関入る→シューズクローク→パントリー→キッチンへという動線ができています。
キッチンとリビング、ダイニングは1つの空間に計画しました。キッチンは料理中もリビング・ダイニングとつながる対面式です。
キッチン前には折りたたみ式のカウンターを設けたので、必要な時だけ使えます。
LDKと和室は、建具で仕切って独立した空間として使えます。建具を開ければ1つの空間としても使えます。
和室には、仏間と神棚を置くスペースがあります。建具を透明のガラスにして、閉めていても中が見えるように工夫しています。
リビング・ダイニングには、TV台を兼ねた造作収納を作りました。散らかりがちなリビングの物をすっきりと収納できます。
キッチンにもリビングの造作収納と同じ杉材で作った造作のキッチン収納を設けました。空間を無駄にする事無く天井まで使えます。
トイレの手洗いは、収納を兼ねたものを造作。天板は水に強い塗装をしてあるので、水ハネも安心です。
個室はシンプルに。でも明るい部屋となるように心がけました。
将来、2部屋の子ども室として使う予定のスペースは、子ども室を作るまで広く使えるように間仕切り壁をしていません。でも、間仕切り壁を作るだけでいいように入口は2つ。照明も2つ。スイッチも別々。
収納は、見た目よりも機能を優先して、節のある杉板を張るのがオーゴシ建設の定番です。
下屋根の下のスペースも小屋裏収納として活用して、無駄なスペースを極力減らしています。