オーゴシ建設は長岡市で昭和33年に創業しました。
以前は土木工事主体だったので『建設』という文字が社名に入っていますが、大きな建物を建てる『建設会社』というよりも、住宅を建てたり、リフォームや修繕をする『工務店』と言った方が現在の仕事内容に近いかもしれません。
オーゴシ建設は、住宅の新築やリフォームはもちろん、カーテンレールの取付けや蛇口の交換などのちょっとした工事もしますし、家の廻りの外構工事もします。つまり家にまつわる事はなんでもします。
その他にも店舗や事務所などの工事も請け負っています。
当社は創業から60年を超えました。
住宅を始めてからも30年以上経ち、携わらせていただいた新築住宅は100棟を超えています。
100棟と言っても、1年間に何十棟とたくさん建てる大きな会社だったら数年で建ててしまう数ですね。
当社はお客さまとじっくり打合せをして丁寧に家づくりを進めるので、このペースなんです。
1年に何十棟と建てていると、工事が終わったらお客様の顔も忘れてしまいます。
当社は建てた後も末永くお付き合いさせていただいて、家のメンテナンスをする家守りの役割も果たしたいと考えています。
街並みとして残っていく家の条件
小さい頃から見ている生まれ育った街並みでも少しづつ変化しています。空き地だったところにある日新しいお店がオープンしていたり、古い家が建替えられていたり・・・。
でもその一方でずっと変わらずに残っている家もあります。
そういう家の周りには、家が経っている年月と同じ時間育った庭が一緒にあって、街並みを構成しています。
ずっと残っている家は、「必要とされている」から残って人が住んでいます。
言い換えれば、「価値がある」という事。
家の寿命はメンテナンスをしていけば物理的にはずっと伸ばしていけます。
でも、問題はメンテナンスをするだけの価値があるかどうかです。
例えば、間取りが家族構成に合わなくて住みづらいのにお金をかけてメンテナンスしていこうと思わないですよね?それならいっそ建替えてしまった方が住みやすくて良いよねってなりがちです。
これは、家としてはしっかりしていてまだ物理的には大丈夫でも、社会的な価値が無くなってしまった状態です。
こうやって壊されていく家を見ると心が痛みます。
ロングライフな家づくり
でも逆に考えれば、社会的な価値を持ち続ければ家は残っていく事ができます。
具体的には、家族構成や住まい方の変化に合わせていけるような可変性があって、大きな地震があっても壊れない耐震性があって、暑さや寒さにも負けない断熱性能があって、住み手が自分たちでも手を加える事ができて、メンテナンスがしやすくて費用が抑えられる材料を使っていて・・・。
1つの家を長く使う事ができれば、長い目で見れば建替えをしていくよりもトータルのコストが下がります。しかもエコ。環境負荷を減らすことができます。
今までのような家を建てて→35年くらいで古くなったから建替えて・・・という考え方は時代に合わなくなってきているのかもしれません。
これからの家は、35年経っても社会的価値がある家とするべきです。
オーゴシ建設は、 いつか街並みとなるロングライフな家づくりを目指します。