今日の午前中は,新築を考えているお客さまとプランの打合せでした。
当社のプランは平岡が担当しています。
そして,そのプランは手書きです
正直,今どきなかなか無いと思います。CADで描けばちょちょいのちょいと,誰でも同じ仕上がりの図面が描ける時代だから。
でも,私は手書きの方が良いと思います。何というか,想いが伝わると言えば良いのでしょうか。考えを積み重ねた跡が見えると言えばいいのかな~。とても説得力がある。
ただし,プランが決まって最終的に協力業者さんに渡す図面はCADで描きます。曖昧な部分が無い方がよいので。
この所,壁量計算と構造金物を選択するN値計算を手計算でしています。
当社で使っているCADソフトも間取りを入力すれば,壁量計算から使用する構造金物の種類まで,自動で計算してくれます。
がっ,それはあくまでソフトが勝手に計算してくれたもので,それを基に本当に正しいのかチェックしないといけない。そのためには,データを読み解く力がないとダメで。
お客様によってプランが毎回違うので,一回分かれば次から何でも来いとはいかず,毎回毎回日々勉強です。
そんな時に,手計算で一から計算すると,すごく勉強になります。理屈が全部分からないと途中で計算できなくなるので
その分,手間も掛かりますが・・・。計算せずに図面を見ただけで,どこに筋交が必要で構造金物は何が良いのか分かるようになるまで・・・勉強は続くな~。
けん