昨日は説明会があったので,朱鷺メッセに行ってきました。
エコポイント復活だそうです。
名前が変わったので,正式には省エネ住宅ポイント新設ですか。
以前のエコポイントとは少し違う点があるそうです。
長岡も雪が少ないですけど,新潟も少ないですね~。
少ないというか無いと言った方がいいくらい。
何回か恥ずかしい思いしたので,今回は気をつけて行ってきました。
それは『長靴を履いていかない!』です。
あの雪の無い状態の長靴の恥ずかしさっと言ったらもう・・・。
少し早めに終わったので,気になっていた所へ寄り道してきました。
↓旧会津八一記念館。
記念館は老朽化などのため,去年メディアシップの中に移転したそうです。
ちなみに,わたしは会津八一さんのコトをよく知りません。
この建物を設計した方(長谷川洋一さんというかただそうで)のコトも知りません。
ただ,写真を見てなんとなく見てみたいな~と思って見に行っただけです。
いや~この建物があまりにも町に溶け込んでいて一度通り過ぎてしまいました。
記念館っていうから,公園の中になんかこう,ど~んと建ってるのかと思ったら完全に溶け込んでいます。
先に言っておくと,個人的には好きな建物です。
ただ,一般的な感想は『ふ~ん,なんだか古い建物だね。以上,終了。』みたいなので終わってしまいそうな印象。
だから『老朽化したんで~』と言われると,『そうだね,傷んできてるみたいだしね。しょうがないね。あんまり特徴の無い建物だしね』って思われて,すんなり解体されてしまいそうなのが嫌なんです。
ここからは完全に個人的な推測ですが・・・。
この建物。
会津八一さんの記念館として建てられたんだから,設計者の方は,八一さんの記念館とするには何が必要かとか,この場所に建てるには周囲の環境との関係をどうしようかとか,きっといろいろ検討したと思うんですよ。
他への転用とか余計なコトは抜きで,純粋に記念館としてだけのために。
そうやって考えに考え抜いた結果,できたのがこの建物で39年間もの間,会津八一記念館として親しまれてきた。
この建物を訪れた人や,近所に住む人たちにとってはこの建物の思い出や記憶があるハズです。
ただ単に建物という扱いではなく,記憶の拠り所だと思います。
こういう過去があるはずなのに,『老朽化など』という安易な理由で,閉館→取壊しっていう流れは納得できないのです。
思い出の場所も老朽化という理由で壊しますか。
壊すんなら壊すで,もっと真剣に考えてからでもいいんじゃないのかなと。
少なくとも『老朽化したから』というのはやめにしてもらいたい。
この記念館の前の通りの名前は『あいづ通り』。
もう建物としての価値だけではない。この地域を形作っているんです。
けん