阿部(憲)です。
昨日は社員5名で志田材木店さんにお邪魔して,工場を見学させてもらいました。
普段,なかなか見ることができない工場の中なので,見学する前からみなテンション高め。
見学させてもらったらもっと興奮してました!
当日は,他にちゃんとした勉強会があったそうで,県の人やら市の人やら木材関係の人が大勢いました。
が,うちはそれとは関係なくコソコソと見学。
この小屋には柱も梁も,さらに言うと土台もありません。
面材だけで構成されています。
志田さんにはこのCLTを加工する機械が入っているのです。
勉強会に参加されていた方たちも興味深げに加工する様子を見ていました。
ちなみに,この小屋いくらすると思います?
↓
↓
↓
↓
↓
教えてもらえませんでした(笑)
たくさんの可能性を秘めたこれからの材料のようです。
志田さんを見学させてもらって思った事。
木材を木質系材料として使っていこうという,何かこう大きな流れを感じました。
無垢材だから良いとか,集成材だから悪いとかそういう考え方ではなくて。
そんなちっちゃい所で争っていないで,まとめて木質系材料。
無垢対集成材ではなく,ライバルは,鉄骨や鉄筋コンクリート。
無垢には無垢の良いところ,集成材には集成材の良いところがあります(もちろん悪いところも)。
悪い事の文句言ってないで,良い所を活かしていこうよみたいな。
褒めて伸ばす方法ですか(笑)
今までは鉄骨造やRC造でなければ建てることができなかった,大規模や高層建物をいつか木造で建てる事ができるようになる(といいな)。
一本の丸太から,梁や柱などの構造材→間柱やノブチ・野地板などの羽柄材→最後の最後の残りはチップにして紙の原料へ~
という無駄のない流れを見ていて,そんな事を思いました。
志田材木店さんありがとうございました。