
自然素材を使った家って何がいいの?無垢材や漆喰の魅力
― 子育て家族にこそ選んでほしい、“素直でやさしい素材”の家 ―
こんにちは、オーゴシ建設の阿部です。
「できるだけ自然素材を使った家にしたい」
「子どもが小さいから、触れた時に心地よい素材で家を建てたい」
そんな想いを持っている方も多いのではないでしょうか?
今回のブログでは、自然素材に興味のある方向けに、無垢材や漆喰といった素材のメリット・魅力を、できるだけわかりやすく解説します。
「自然素材を使った家」って、どんな家?
自然素材を使った家は、主に内装材に新建材ではなく、昔から家づくりに使われていた素材を使った住宅のこと。
代表的なものには:
☑ 無垢材(むくざい):自然の木の形を加工して作るフローリングや柱材
☑ 漆喰(しっくい):石灰を主原料とした壁材
☑ 珪藻土(けいそうど):調湿性能のある土の一種
☑ 和紙や不織布などの自然クロス
などがあります。
これらの素材は、見た目の美しさや質感だけでなく、住む人の健康や快適さにも深く関係しているんです。
【無垢材の魅力】~素足で歩きたくなる“あたたかさ”~
無垢材とは、一本の木から切り出された木材をそのまま使ったもの。
内装材としては、フローリングや壁・天井材に使われることが多く、複合フローリングとはまったく質感が異なります。
🌳 メリット①:素足にやさしい温もり
無垢材は、内部にたくさん空気穴を持つため断熱性が高く、冬でも冷たく感じにくく、夏はベタつかない。
とくに小さなお子さんがハイハイしたり、寝転んだりする床にはぴったり!
👩👦「子どもが床で遊ぶ時間が多いから、無垢材の床だと安心です」
🌳 メリット②:調湿作用で空気が快適
木の持つ特性として、室内の湿度が高いと水分を吸い、乾燥すると放出してくれます。
そのため、ジメジメもカラカラも和らげてくれる天然の調湿機能があります。
🌳 メリット③:経年変化を楽しめる
無垢材は、時間とともに色味が深まり、艶が出てきます。
「味わい」や「風合い」が年々増していくのも、人工建材にはない魅力。
【漆喰の魅力】~自然素材の壁がつくる、きれいな空気~
漆喰とは、石灰石を焼いて作る自然素材の塗り壁です。
日本では古くから城や蔵にも使われていて、調湿・防火・防カビ性能に優れています。
🧱 メリット①:空気をきれいにする
漆喰には空気中の有害物質(ホルムアルデヒドなど)を吸着・分解する働きがあります。
シックハウス対策としてもに有効です。
👨👩👧👦「赤ちゃんがいるから、化学物質の少ない家にしたかった」
🧱 メリット②:湿気を吸ってくれる
梅雨時や冬の結露が気になる季節でも、漆喰の壁が湿度をコントロールしてくれるので、カビやダニの発生を抑えてくれます
🧱 メリット③:火に強く、防音性もある
漆喰は不燃材なので、万が一の火災時も延焼しにくく安心。
また、塗り壁は音を適度に吸収してくれるため、生活音の反響もやわらげてくれます。
【自然素材は高い?】コストとのバランスについて
自然素材を使うと、どうしても「高くなるのでは?」と心配される方が多いです。
たしかに、合板フローリングやビニールクロスと比べると、材料費や手間はかかるかもしれません。
でも、こう考えてみてください。
💡「触れた時の心地よさ」や「快適な空気」は、お金に代えられない価値
☑ 木材の香りによるリラックス効果や免疫力のアップ
☑ 冬でも床がヒヤッとしない心地よさ
☑ 時間が経つにつれて素材の変化を楽しむことができる
これらは、暮らしの“質”を大きく左右するポイントです。
当社のお客様は、モデルルームや見学会で自然素材の良さを実際に体感した上で、自然素材を使った家を選ばれています。
【自然素材のデメリットと、私たちの工夫】
もちろん、自然素材にも注意点があります。
△ 乾燥や湿気で“割れ”や“反り”が出ることも
→ これは自然素材ならでは。気温と湿度の変化で起こります。季節による変化を理解することが大切です。
△ ずっと湿った状態にしておくとカビが生えます
→自然素材は調湿作用があるので、湿度が高いと湿気を溜め込みます。溜めた湿気を放出できればいいのですが、溜めたままだとカビます。
△ 汚れやすさ・メンテナンスの手間
→ 無垢材は確かに傷がつきやすいですが、それも「味」として楽しむ方が多いです。表面の削り直しや補修も可能です。
オーゴシ建設では、自然素材を長く快適に使っていただくために、
☑ 打合せ段階で特徴を丁寧に説明
☑ メンテナンス方法のアドバイス
☑ 定期点検時の相談
など、しっかりとサポートしています。
【お客様の声】自然素材にしてよかった!
実際に自然素材の家を建てたご家族からは、こんな声をいただいています。
👩「無垢の床は本当に気持ちよくて。冬ヒヤッとしない、梅雨時期でもペタペタしないのは感動ものです」
👨「漆喰の壁にしてから、梅雨時のジメジメ感が和らいだ感じがします」
👧「最初は子どものつけた床の傷が気になっていましたが、途中から気にならなくなりました。子どもも家の中で伸び伸びと遊んでいます」
🌿 まとめ:自然素材の家は、心と体にやさしい選択
自然素材は、「見た目が素敵」というだけではなく、子育て中のご家族にこそ感じてほしい“安心感”や“心地よさ”があります。
☑ 赤ちゃんがハイハイしても安心な柔らかい無垢材
☑ 湿気やニオイを抑えてくれる漆喰の壁
☑ 住むほどに味わいが増す“経年美化”
オーゴシ建設では、自然素材にこだわりながらも、デザイン・性能・コストのバランスをとりながら、それぞれの家族に最適な提案をしています。
📩 「自然素材って気になるけど、何から始めればいいの?」
無料相談会で、素材のサンプルを見ながら具体的にお話しできます。
家づくり相談会は、当社モデルルーム『木の香(きのか)』で開催しています!
次回の記事では、
「高気密高断熱ってどういうこと?子育て家族にうれしい理由」をお届けします!