長岡町家
細長敷地に建つ2階リビングの住まい
長岡町家は、加藤淳設計事務所さんの設計で当社は施工を請け負いました。
敷地の間口5.4m、奥行26mの敷地を着工前に初めて見た時は、その細長い形状に「本当に住宅が建てられるの?」というマイナスな気持ちと、東側に柿川と神社を望める絶好のロケーションに「いい土地だな~」という相反する感情を持ちました。
しかし、現場が着工し、建設工事を経て、完成したこの住まいに足を踏み入れた時、敷地の狭さを感じる事はありませんでした。むしろ東向きの2階リビングの開放的な心地よさを感じました。細長敷地だったはずなのに・・・。
それは、加藤さんの設計によって、敷地の狭さという短所が消され、東側の絶景のロケーションというプラスの面だけを感じたんですね。
当社とは、工法も同じ、使っている材料も特殊なものでは無い(もちろんこだわって意図があって選ばれた材料です)けれど、設計の力を再認識させてもらえた、貴重な現場でした。