
リビング学習がはかどる!親子にうれしい工夫
― 見守れる・集中できる・散らからない空間のつくり方―
こんにちは、オーゴシ建設の阿部です。
最近ご相談が増えているのが、「リビング学習を前提とした家づくり」です。
特に子育て真っ最中のご家庭では、
「子ども部屋で勉強させるより、リビングのほうが安心」
「まだ低学年だし、目が届く場所で見守りたい」
という想いを持つ方が多くいらっしゃいます。
今回は、リビング学習がしやすい家の工夫を、初心者にも分かりやすく具体的にご紹介していきます。
【1】なぜリビング学習がいいの?
「集中できるのは静かな個室」というイメージもありますが、最近では小学生の多くが“リビング学習”を選ぶ傾向があります。
文部科学省や教育関係の調査でも、成績上位の子どもはリビングで勉強する傾向が高いというデータも。
その理由は…
☑ すぐに親に質問できる
☑ 一人で孤独にならず安心感がある
☑ テレビなどが付いていなければ、意外と集中しやすい
さらに、リビングなら家事をしながら「姿勢を見てあげる」「声をかける」など、“ながら見守り”ができるのも大きなメリットです。
【2】リビング学習に向いているのは、どんな場所?
「リビング学習=ダイニングテーブル」と思われがちですが、毎日の食事と兼用だと、教材や文具の片付けが面倒に…。
そこでおすすめなのが、リビングの一角に“専用スペース”を設けること。
たとえば:
☑ カウンターを壁付けで設置する
☑ 家族共有のデスクを造作する
☑ 吹き抜けの下や階段横など、デッドスペースを活用する
こうした工夫で、「ここが勉強場所」と決めてあげると、子どもも自然と集中モードに入りやすくなります。
【3】集中力UPのコツ:照明と向きの工夫
意外と忘れがちなのが「照明」や「机の向き」。
● 照明:
自然光+補助照明で手元を明るくすると、集中力もアップ。
特に夕方〜夜にかけてはスタンドライトなどで陰を減らすのが効果的です。
● 向き:
テレビや玄関方向を背にしないように注意。
人の動きが視界に入ると、集中力が削がれやすくなります。
おすすめは、
☑ 壁向き(人が行き来しない)
☑ 親のいるキッチンが少し見える配置
このように、安心感と集中のバランスが取れる位置を選びましょう。
【4】散らからない工夫=収納のポイント
リビング学習の最大の悩みは「散らかること」。
子どもの教材や文具、ノート類など…気づけばダイニングや床に山積みに…という声も。
そんなときは、子ども専用の“しまう場所”をリビングに設けること。
▼ 具体的な工夫:
☑ カウンター横に引き出し付き収納
☑ 学年ごとのファイルBOXを棚に並べる
☑ キャスター付きワゴンを使って自由に移動・収納
ポイントは、「子ども自身が片付けられる高さ・仕組み」にすること。
習慣づけにもつながります。
【5】こんな工夫でさらに快適に!
さらに、ちょっとした設計の工夫で、リビング学習がもっと快適になります。
◎ 家族のライブラリコーナー
→教科書だけでなく、絵本・図鑑・参考書なども並べて「本が身近にある暮らし」に。
◎ マグネットボードや黒板壁
→学習予定を書いたり、目標を貼ったり。
◎ キッチンから声がけしやすい位置関係
→「ちょっと見てあげる」ができることで、子どもも安心。
◎ コンセントの配置
→タブレット学習やライト用に、カウンター周辺に数カ所設けると便利。
【6】家族にぴったりのスタイルは?
お子さんがまだ未就学児の家庭の場合、今すぐ「学習」というわけではありませんが、5年後、10年後の暮らしを見据えた設計が重要です。
たとえば:
☑ リビング横の一角に造作カウンターを設置
☑ 大きくなったらスタディスペース→ワークスペースに転用可能
☑ 子どもが2人なら、カウンターも“並んで使える長さ”を
さらに、共働きのご家庭では、「宿題チェックは夜」「親も在宅ワーク」など多用途になるため、家族でシェアできる空間づくりが暮らしやすさにつながります。
まとめ|リビングは“勉強の場”にもなる
リビング学習は、ただの流行ではありません。
家族の関わり方を自然に変え、「学び」が身近になる家づくりの一環です。
今日のまとめ:
☑ 子どもが安心して学べる場所=リビングの一角
☑ 勉強専用スペースを設けると片付けやすく集中できる
☑ 収納・照明・向きの工夫で学習効率UP
☑ 成長後もワークスペースとして活用可能
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次回の記事では、
「ワークスペースはどこにつくる?家事と仕事の両立術」をお届けします!