言い方がね。

ちょこっとひとやすみ

阿部(憲)です。

これは愚痴です。
単なる個人的な愚痴です。

しかも分かりづらいと思うので,興味ある方だけ見てください。

何気なくメーカーさんからいただいたチラシを見ていたんです。
見ていたのは耐力面材を製造しているメーカーさんのチラシです。

メーカーさんのホームページにも同じ内容が載せてあるので,リンクを貼ってもいいのかと
思ったんですが・・・やめときます。ただの愚痴ですから・・・。

内容は,筋交いと耐力面材を比較して,面材の方が優れていますよという,
まあ良く見る図と説明なのですが,あまりにも筋交いが弱いみたいな書き方がヒドいんですヨ!

そのチラシには,筋交工法とパネル工法の比較という内容で,
筋交いは,
圧縮筋交いだと座屈破壊が起こります。
引張筋交いだと筋交い端部・柱・土台の接合部分で引き抜けが起こります。
だから弱いです!

でもパネル工法なら面で支える強い家なんです!

っていう感じ。

・・・何というか言葉がありません。

そりゃ,想定している以上の力が加わったら座屈しますよ。
そりゃ,筋交い端部に金物を取付けなければ引張り側の筋交い端部は引き抜かれます。

そんなコト分かってるから,そうならないように必要な耐力壁の量が決まっているし,
必要な部分に金物を取付けるようにしてるんでしょ。

じゃあ何だ,面材は面材さえ張っておけば,柱端部に金物を取付けなくても,柱は引き抜けないし,
どんなに力が加わっても,面材を留め付けている釘の頭は面材から抜けないんですか?
あんたんとこの施工説明書にはそんな風に書いてなかったと思いますケドね!

何だかチラシを読んでいるうちに,怒りがフツフツと沸いてきて,
ついつい愚痴を書いてしまいました。

こういう不公平な比べ方は嫌いです。

この記事を書いたのは...

阿部 憲介

オーゴシ建設代表の阿部です。 一級建築士、1級建築施工管理技士 新卒で入社したゼネコン時代には、住宅の基礎工事に不可欠な鉄筋コンクリート工事の知識を身につけました。 以降、工務店の代表として木造住宅を専門にに仕事をしています。

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