蔵王のS様邸は瑕疵担保保険の金物検査でした。
S様邸は構造計算をしているので,
↓計算書で指定された位置に筋交・耐力面材が正しく施工されているか
↓面材の釘ピッチは適切か
などなど細かい所を
↓こんな風に
検査してもらいます。
今回は品質検査も兼ねているので写真を撮る項目が多いそうで3時間くらい検査員の方が現場にいました・・・。いやはやご丁寧にどうも。
構造計算で耐力壁の位置や構造金物が指定されているので,渡された図面通りに施工すればいいや~と油断してると落とし穴があります・・・。
構造計算の図面はあくまでこれくらいの力がかかるので,この耐力の金物を付けてくださいというのは書いてあるんですが,基本的なルール,
例えば,上下階で一致する1階の柱頭の金物と2階の柱脚の金物は同じ耐力のものを付けなければダメなどなど
そういうのは反映されていないので・・・
計算ではここ金物無くていいみたいだけどここには入れておこうとか,
この金物だと納まらないから種類を変えてとかしていると結局施工図は書かなければならないのでした。
検査は指摘事項なく適合となりましたので。
けん